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人工強化竹垣の設置
  今回は樹脂製の和風な竹垣の設置を依頼されました。
前の家屋(ちょっとビジュアル的に問題が・・) をある意味隠す為と、思い切ってのリガーデンとなりました。 
  こちらはお庭解体後のショット、ご主人曰く「随分と 広いもんだな、もっと早くにやれば良かった」とのこと。
  うん、本当に広い!和洋折衷を和風にチェンジしたいとの ことです。 
  資材搬入のシーン、高さ1,800、幅2,000の御簾垣(みすがき) を5枚分+扉1枚の施工です。これだけの数になると運ぶのも大変 ですね、コワレモノなので取り扱いも慎重になります。 
  天然物の場合、最初に柱(ヒノキ丸太)を立て込み、さらし竹や黒竹などをかきつけていきますが、この製品(http://www.takasho.jp/)は最初からある程度出来上がって います。本体を組み立ててから立ち上げることにしました。 
  垣根を起こし、縦、横の水平(バランス)や歪みをチェックします。ここが一番肝心、天然物は自然材料なのである程度は仕方ありませんが、工業製品の場合はそうはいきません。
  本物(天然物)は柱(丸太)の基礎は土決め(細い丸太で土を突き固める) ですが、今回の場合、設置長を考慮しコンクリート打設です。
  結構、柱の高さが違うなんてことがあるんですね、これが。 簡単そうに見えても結構苦労します。
  インパクトドライバー等を使って扉の設置、修行時代、茶庭等の竹垣ではこんな道具は厳禁でしたが、いまでは不可欠となりました。また、商品注文の際に右開き、左開き等にも配慮しなければなりません。
  同時に四ツ目垣と飛石を設置し、紅カナメの植込みの作業です。
こちらも唐竹、カナメや石材の配置、バランス等、細かい注意点が多々あります。
西洋物と比較すると葉が小さく、控えめでいい感じですね。

  完成しました。いいですね、御簾垣は遮蔽垣で代表的な建仁寺垣 (京都にある建仁寺が本家といわれています)の縦使いより、 横に使うので伸びがあり、和洋折衷が氾濫する現代にマッチするかも しれません。
 庭の方はすこしずつ進めたいとのことでした。
【2005年6月10日掲載】