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栃木県宇都宮市大谷石の紹介です。

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随分と前になりますが、家族と栃木県宇都宮市の大谷地方に出掛けました。今でも擁壁などに使われている「大谷石」の産地になります。我々も仕事で扱う(朽ちてしまったものを引き取るのが多いのですが・・)ことがあり、興味も有りましたので、観光を兼ねて出掛けてみました。まず、紹介するものは「大谷の奇岩群」、ある文献からの引用となります。大谷磨崖仏を本尊とする大谷寺の周辺地域は、緑色凝灰岩から成る一群の奇岩が田園地帯の中に屹立していることで有名である。特に近世から近代にかけては、岩体に松樹が点綴するその姿から「陸の松島」とも呼ばれ、独特の自然の景勝地として多くの人々に親しまれてきた。大谷の地形を特色づける緑色凝灰岩は、この地域に厚さ約300mにわたって堆積しており、今から約2,400万年前に海底火山の噴出物によって海底で生成されたものとされている。軟質で加工が容易であったことから、古く古墳の石室の材料としても切り出されたほか、近世以降には屋根や壁などの建築用材としても重宝され、全国に「大谷石」の名で知られた。このような採石業の発展と併行して、特に近代以降には紀行文、絵葉書、絵画、俳句等を通じて全国に紹介され、大谷は自然の奇岩群から成る景勝地としても知られるようになった。このように大谷寺背後の御止山の区域と、「陸の松島」を代表する奇岩として有名な越路岩の区域を含む大谷の奇岩群は、自然の景勝地として重要な意義を持ち、その観賞上の価値も高い。